12/16、その原因Xにありで、毎年多発する喉に餅を詰まらせる事故を防げる落ちベロ改善法が紹介されました。本来、舌の先端は上顎の前歯の付け根当たりに位置しているのが正しいのですが、舌の筋肉が弱り、舌が下がると喉つまりをしやすくなり、さらには肺炎にもつながるというので、高齢者の方は特に注意したいですよね![br num=”1″]
改善方法はとても簡単でどこでも出来るので、毎日の習慣にすれば喉つまりが改善できそうです。
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落ちベロ改善トレーニングのやり方
落ちベロを改善するために舌を上に押し上げる筋肉であるオトガイ舌筋を鍛えます。以下の二つ以外にも会話を良くしたり、歌を歌うことも喉を鍛えるのにいいそうです。[br num=”1″]
まず一つ目は、舌鳴らしです。
- 舌を上顎(上の前歯の付け根あたり)にくっつける。
※ベロの表面全体を出来るだけ上顎にくっつける! - 舌打ちするように音を出す。
- 1セット10回を朝昼晩行います。
二つ目はアイウベ体操です。これについては下記に詳しくやり方を書いているので、ご覧になってください。
この体操も1セット10回、朝昼晩3回行います。
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喉づまりの原因は落ちベロにある?
東京都新宿区にある耳鼻咽喉科 山西クリニック院長の山西先生によると、鼻から喉まで内視鏡で診ても異常がないのに喉づまりの症状がある場合は、落ちベロが原因のことが多いそうです。[br num=”1″]
落ちベロというのは専門用語で言うと低位舌(ていいぜつ・舌の位置が何らかの原因で低い位置にある状態)といい、舌が落ちてしまう原因は舌の筋肉が年齢とともに落ちてしまうことで、落ちベロになるとベロと一緒に気管の入り口も開いてしまい、そこにお餅など食べ物が詰まってしまうんです。[br num=”1″]
気管が開くということは、つまり肺に食べ物が入ってしまうということで、そうすると肺には消化する機能はないので、炎症を起こしてしまい、これが誤嚥性肺炎という怖い病気にもつながってしまうんです。
落ちベロチェック法
自分が落ちベロになっているかは、簡単な方法でチェックできます。[br num=”1″]
- 「たたたた・・・」と たを連続で発生する。
- 10秒間に「た」を何回言えたかを下記のチェックリストに当てはめる。
- 実年齢よりも少ない回数だった人は落ちベロの可能性大!
出典:日本歯科大学の調査より抜粋
- 64回以下⇒80歳以上
- 65~73回⇒60~79歳
- 74~75回⇒40~59歳
- 76回以上⇒20~39歳