12/29、あのニュースで得する人損する人の神舌?バカ舌?のコーナーでサイゲン大介さんが材料費260円で高級ビーフシチューを再現しちゃいました![br num=”1″]
再現したのは来年で創業100年になり、テレビや雑誌でしばしば紹介されている東京上野にある洋食の名店『黒船亭』の3000円のビーフシチューです。
今までの再現レシピは下記よりご覧いただけます。
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黒船亭のビーフシチュー再現レシピ
黒船亭でビーフシチューを作る時には、上質な国産黒毛和牛のブロック肉を柔らかくするために圧力鍋でブイヨンと一緒に1時間半しっかりと煮込み、粗熱を取ったら切り分けて1日かけて冷蔵してと手間ひまかけて味の染み込んだホロホロ肉に仕上げていて、玉ねぎやジャガイモ、セロリなど10数種類の食材を鶏ガラのブイヨンで煮込み、1週間ほどかけて煮込みと裏ごしを繰り返すことでコクと深みのある味わいに仕上げています。[br num=”1″]
しかし、今回の再現ワザでは、牛肉をマイタケと一緒に漬けて短時間でホロホロにし、市販のルーに簡単に作れるキャラメル酢を入れてコクをアップさせちゃいます![br num=”1″]
坂上さんは試食して「天才!明らかにお店の味」と言い、スタジオに来ていた食通の渡部さんをはじめ、再現ビーフシチューを名店の味と間違えた人は7人、正解者は松下奈緒さん、上川隆也さん、羽鳥さんの3人だけでした。[br num=”1″]
つまり、このビーフシチューは安い値段で作れるのにメチャウマということですね!これは絶対、試す価値ありです!
- 材料
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牛肉(スネ) 500g(スーパーなどで売られている100g120円くらいの外国産牛肉でOK)
舞茸 100g
市販のルー 80g
すりおろしタマネギ 50g
バター 大さじ1
コショウ 適量
【A】
酒 50ml
水 850ml
ローリエ 1枚
【B】
水 大さじ2
塩 小さじ1/4
砂糖 大さじ2
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付け合せ:ニンジン・ジャガイモ・ブロッコリーなどお好みで
【作り方】
- 牛肉をフォークで刺して穴を開け、保存袋に入れる。
- 舞茸をみじん切りにする。
- ②を①の保存袋に入れて、【B】を入れて軽く揉みこみ、30分漬けておく。
タンパク質分解酵素を含むマイタケに漬け込むことで加熱時に肉が硬くなるのを回避し、国産和牛のホロホロ感を再現!、また、牛肉のうま味成分であるイノシン酸と舞茸のうま味成分であるグアニル酸がが合わさって牛肉のうま味がアップ!
- 鍋に【A】を入れて、③を舞茸ごと全て加える。
舞茸も一緒に入れることでスープに舞茸のうま味が出る!
- 蓋をして煮汁が半分くらいになるまで1時間30分ほど煮込む。
- 煮こんだら、アクと一緒に舞茸を網ですくい出し、すりおろしタマネギを加えて一煮立ちさせる。
- 一煮立ちさせたら市販のルーとバターを加える。
- さらにキャラメル酢を加えて、軽くかき混ぜる。
※キャラメル酢を加えることで味に奥行きが出てコクになる!お好みでコショウを適量ふりかける。 - お皿に茹でた付け合せとともに盛り付けたら完成!
キャラメル酢の作り方
糖分を焦がす=キャラメリゼすることで、苦味が生まれ、これを使って料理に苦味を加えることで複雑な味になり、コクがでます。また、酢も合わせているので、味にまろやかさが出ます。[br num=”1″]
キャラメル酢は、ビーフシチューだけでなく、ホイコーローなどの炒め物やチキンのトマト煮などの煮込み料理にもコクを与えてくれる万能調味料として使えるので、覚えておくと便利!
- 材料
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はちみつ 大さじ1/2
穀物酢 大さじ1/2
【作り方】
- 耐熱容器にハチミツと酢を入れて軽くかき混ぜ、ラップをせずに600wのレンジで1分50秒加熱する。
- 軽く焦げ色が付いたら完成!