冷凍卵の作り方・保存方法と冷凍卵おにぎりレシピ
1/8、あさイチで今、卵の超おいしい食べ方というのがインターネットを中心に話題になっているということで冷凍卵レシピが紹介されました。
もくじ
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アナウンサーさんが頼ったのは、おなじみのレシピサイト「クックパッド」。
クックパッドに掲載されている冷凍卵のレシピは35件と多いのか少ないのか、微妙です。
(ほんとは、「冷凍たまご」と卵を平仮名で入力するといっぱいあるんですけどね(^_^;))
ですが冷凍卵を使ったレシピを紹介している人のページを見ると「まずいわけがない」と書いていました。
「まずいわけがない。」、そこまで言うなら達人に違いないということで、あさイチではレシピを載せた方を訪ねました。
冷凍たまごの作り方と解凍の仕方&味は?
訪ねたのは都内にお住まいの主婦の女性。
さっそくこの女性のお宅の冷凍庫へ直行するとありました、冷凍卵!
でも、よーく見るとどれも殻が割れちゃってます。もしや冷凍失敗?
ということで「割れてますけど大丈夫ですか?」と伺ってみると「大丈夫です。冷凍することによって膨張して割れるので。」とのこと。
なので、このくらい白身がはみ出していても大丈夫!しっかり冷凍されている証拠で買ってきた卵をパックのまま一晩冷凍庫へ入れれば、それだけで完成です。
そして出来上がった冷凍卵は一度、流水にさらすとむきやすくなるので一度流水にさらしてから殻をむき、常温で40分ほど自然解凍すれば食べられる状態になります。
※レンジを使うと爆発してしまうので絶対にやめてください。
冷凍卵を解凍した卵は見た目には分かりにくいですが、まるでマンゴーアイスのようにねっとりとして、味もすごく濃厚になった感じで半熟の一歩先といった感じ。
冷凍すると卵に何が起きるのか?
冷凍技術に詳しい東京海洋大学・鈴木徹先生の元を訪問し、話を伺いました。
鈴木先生によると黄身の中にあるたんぱく質が凍る時に水だけが集まる現象が起きます。そうするとタンパク質同士が集まってきてくっつき合ってタンパク質の集合体となり、その結果、黄身がモチモチの状態になるんだそうです。
つまり全く熱は加えていないのに半熟卵のようにプルプルモッチリになるんです。
冷凍たまごを使ったレシピ(おにぎり・天ぷら)
このもっちり感を最大限に生かした料理が、冷凍卵の黄身を使ったおにぎりです。
レシピ
冷凍卵の醤油漬け黄身入れおにぎり by will-mari [クックパッド] 簡単おいしいみんなのレシピが192万品
中に入れるのは、冷凍卵の黄身をしょうゆ漬けにしたもの。
生卵ではしょうゆの味をしみこませるのに2日ほどかかるんですが冷凍卵を使うと20分ほどで作れちゃうんです!
卵を冷凍して解凍すると黄身の周りにある卵黄膜という薄い膜がダメージを受けて組織が緩み膜に隙間が生まれます。その結果、しょうゆなど調味料の成分が中に入りやすくなるんです。
試食したアナウンサーさんは「ん~!幸せです。もうおいしいものに言葉はいらないですね。おいしい!」と大満足でした。
続いては、冷凍卵の特徴をフルに生かした料理です。なんと、解凍しないでそのまま使います。
殻を剥いた冷凍卵に小麦粉をまぶし、衣をつけて揚げ天ぷらにしちゃう冷凍たまご天ぷらです!
通常は、半熟にゆでた卵から揚げるのが基本。でも、冷凍卵ならそんな手間は必要なし!
低めの温度で片面3分ずつで揚げれば出来上がりです。
スタジオでも冷凍たまご天ぷらと冷凍たまごしょうゆ漬けおにぎりを試食していましたが皆さんにも好評でした。
冷凍たまごの保存方法
気になるのが冷凍たまごの保存方法を番組VTRに登場した東京海洋大学の鈴木先生に伺いました。
先生によると家庭の冷凍庫(大体マイナス18度)であれば数か月くらい問題ないということですが、もとを正せば生の卵なので使うのも食べるのも早めにした方がオススメです。
いのっちは冷凍たまごでハンバーグを作ったことがある
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