アイス専用スプーン15.0%体温でアイスを溶かして食べやすく!3240円と高額なのに売れる!

2/27、たけしのニッポンのミカタ!~こんな時代に“売り切れ御免”2~で1本3240円!超高額スプーンの秘密ということで富山県高岡市で作られている15.0%というアイスクリームスプーンが紹介されました。
15.0%アイスクリームスプーン

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アイス専用スプーンを作っている高田製作所

富山県高岡市は鋳物の生産が盛んな街。
ここに売り切れ御免のスプーンを作る工場があります。
それが鋳物を作って68年の高田製作所です。

高田製作所は、本来は真鍮製の仏具を製造している工場なんですが、その片隅で売り切れ御免のスプーンが作られているんです。

それがこの15.0%という名前のスプーン。
食品衛生法で定めらえているアイスクリームの乳固形分の基準値15.0%以上にちなんで名付けられています。
タカタレムノス 15.0%

なぜ15.0%スプーンがそんなに売れているのか?

でも、なぜこのスプーンがそんなに売れているんでしょうか?

その理由は、実はこのスプーン、カチカチに凍ったアイスを溶かして食べやすくしてくれるという魔法のようなスプーンなんです。
アイスを溶かして食べやすくしてくれる
試しにアイス専用スプーンと一般的なスプーンで違いを比較するため、アイスクリームの表面に普通のスプーンと15.0%スプーンをつけてみると15.0%アイス専用スプーンのほうはみるみるアイスが溶けていきます。
みるみるアイスが溶けていく
発売当初から話題を呼び、3年間で累計およそ5万本を販売しているんですよ!

スプーン開発のきっかけはアイス好きが講じて

このスプーンを販売しているのは東京文京区にある時計やインテリア用品の企画製造販売会社 タカタレムノス。

デザイナーの寺田さんが自らの経験から発案したんだそう。
寺田さんは新幹線の中でアイスを食べるのが大好きなんだそうですが、カチカチで食べられないため、そのアイスをすぐ食べられるスプーンが出来ないかと思ったのがきっかけなんだそう。

発案者である寺田さんのアイデアを形にするために欠かせなかったのが高田製作所の職人技。
アルミニウムは変形したり傷が付きやすいため卓越した技術がないと光沢あるスプーンにはならないんだそうです。

高田製作所では仏具を光り輝かせる研磨技術を持っていたため、スプーンを作ることになったのですが、アイス専用スプーンの研磨が出来るのは工場にいる36人中たった2人だけだというから、アルミの研磨の難しさは相当なものなんでしょうね。

一本一本手作業で研磨するため月に1500本が限界なため生産が追い付かず2~3か月待ちになってしまうんだそうです。
(※種類や店舗によっては売り切れていない場合があります。)

なぜ15.0%スプーンだとアイスが溶けるのか

一般的なスプーンはステンレス製ですが、アイス専用スプーンにはアルミニウムが使用されています。

アルミは温まったり冷えたりしやすく、缶飲料によく使われる素材です。
熱伝導率の高いアルミニウムを使っているため、手の体温がスプーンの先端に伝わり、アイスを溶けやすくしているんです。

しかも持ち手の部分を太くしているため、手に触れる面積が広くなり体温が伝わりやすくなっているため、効率的に熱が伝わりアイスが溶けるんです。

スタジオでも たけしさんをはじめ皆さんその使い心地に感動していました。

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