宮醤油の濃口醤油は出汁いらずでも旨みが強い?!鉄腕DASH・TOKIOの出汁に合う醤油探し
2/1、鉄腕DASHの世界一うまいラーメンつくれるかの企画はTOKIOの出汁に合う醤油探しでした。
そこでとても旨みが強く出汁いらずでも美味しいラーメンが出来る宮醤油というところの「濃口醤油」が登場したのでメモしておきます。
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今回醤油探しで太一くんが訪れたのは千葉県八千代市拉通が出す竹岡式ラーメン。
竹岡式ラーメンの特徴は、スープは濃口醤油のタレをお湯で割って作っているということ。
通常ラーメンのスープを構成するのは醤油・味噌などのタレと油そしてダシという3要素ですが、竹岡式ラーメンでは濃口醤油のタレとチャーシューから取ったラード、そしてそこにダシではなく お湯だけを注ぎます。
その理由は竹岡の忙しい漁師のためにダシを取る手間を省いたことから誕生したラーメンだから。
そのためタレとなる醤油に必要なのは強い旨み!
竹岡式ラーメンでは、千葉県富津にある宮醤油という180年続く醤油蔵の醤油を使っているんだそうで、拉通の店主の方がいうには「いくつも試して来ましたけれど宮醤油の濃口醤油でないとこの旨みは出ない」と言っていました。
ダシが必要ないほど強い個性を持つ醤油をTOKIOのダシに合わせると一体どうなるんでしょうね!
宮醤油店の濃口醤油
千葉県富津にある宮醤油店は天保5年創業に太一さんが訪れると蔵の柱には、もろみの発酵を促し旨みを生む酵母がビッシリと付いていました。
150年この蔵にすみ着く白い酵母は家付き酵母と呼ばれ、その蔵その蔵の醤油の味に違いを生みだすんだそうで、この家付き酵母こそが強いうま味を生み出す理由です。
そしてもう一つは、醤油造りに使う水。
日本の水の多くはカルシウムなどのミネラル分が少ない軟水ですが、千葉県富津市はもともとは海の中にあり地殻変動で隆起した場所であるため貝殻が多く、雨水が通過すると貝殻からミネラル分を取り込み硬水となります。
宮醤油ではその硬水をくみ取って、醤油造りに使っていてその豊富なミネラル分が家付き酵母の働きを活発にさせることによって、より旨みの強い醤油を造ることができるんだそうです。
そして最後の工程で、もろみを包んだ布を100枚重ねて圧搾機で絞って作られた出来たての醤油を味見した太一くんは「旨い、これ美味しい!旨みに勢いがあるみたいな。」と驚き、TOKIOの出汁と合わせたものを宮醤油の方が味見すると「美味しいですね。醤油の味もしっかり出て。」とコメントしていました。
出汁がなくても美味しい醤油ってスゴイですよね!!
一度味わってみたいです!!
宮醤油でも、かずさむらさき特撰醤油は夏を2回越した2年諸味をブレンドして味、香り、コクを一段と高めてあり、うま味成分が普及品である「たまさ醤油」より一割以上濃い特撰規格の高級割烹醤油だそうなので、かずむらさきを選ぶと美味しさが特に味わえるかも?
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