下肢静脈瘤の症状と治療法・予防法は?奈美悦子も下肢静脈瘤!むくみ・つり・痒みがあったら要注意!

9/6、駆け込みドクターで、むくみを放っておくと怖い病気として下肢静脈瘤について紹介されました。
下肢静脈瘤
この症状について指摘された奈美悦子さんは、むくみを自覚していて、夜寝ていて足がつって痛くて目が覚めてリビングを歩いたりしているそうです。

下肢静脈瘤で悩んでいる女性って多いんじゃないでしょうか。うちの祖母の脚や母の脚にもボコボコした凹凸を見かけたことがあるし、私や妹の脚でも網目状の血管を見かけるので、他人事じゃありません。

ということで症状や原因、治療法・予防法などについてまとめてみました。

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下肢静脈瘤とは

そもそも静脈とは心臓へ血液を送り返す血管のことを言います。
静脈の多くには血液の逆流を防ぐ弁があるのですが、足の静脈の弁が壊れると血液が逆流して血管が膨らみます。
この膨らんでしまった状態が下肢静脈瘤で、30代以上の女性の約60%に下肢静脈瘤の疑いがあるといいます。

推定患者数は1000万人以上とも言われ、放っておくと肌の表面がボコボコと膨らんできたり、色が黒ずんだりしてきます。

自覚症状としては、足がむくみ・明け方に足がつる・足の痒みが挙げるのですが、むくみやつりは血流が悪いからだと何となく分かりますが、痒みについてはなぜ?と思いますよね?

ですが足の痒みの原因もやはり下肢静脈瘤で血液の循環が悪くなり、皮膚の保湿機能やバリア機能が落ちてちょっとした刺激で痒みを感じるようになってしまうためなんです。

また、下肢静脈瘤の患者の割合は2:1で女性の方が多く、立ち仕事の人や学校の先生、調理師、美容師などに多くみられ、遺伝的になりやすい人もいるそうで、こぶ状に膨らんでいなくても血管が網目状に見える場合も下肢静脈瘤の疑いがあります。

下肢静脈瘤の危険性

下肢静脈瘤の手術を年間1000例以上行う北青山Dクリニックの阿保義久医師によると、重症例だと足の潰瘍が挙げられるといいます。
足に潰瘍が出来ると皮膚が欠損して中の肉がむき出しになり、かなりの痛みと歩行障害が起き、血栓が出来るて血栓が脳や肺に飛んでしまうこともあるそうです。

血栓が肺や脳に飛ぶと、当然、肺梗塞や脳梗塞を引き起こす確率が高くなります。

また、初期の段階でも放っておくと感染症などを引き起こし、最悪の場合、歩けなくなることも・・・。

病院に行くとエコーで血流の逆流があるかチェックしてもらえるので、気になる人は早めにチェックしてもらうことが重要です。

下肢静脈瘤の治療方法

下肢静脈瘤は残念ながら、自然に治ることはありません。

治療法としては手術となるのですが、下肢静脈瘤の手術は静脈瘤が起こった血管自体を取り除くストリッピング手術が今までは一般的でした。
しかしこれには数日間の入院が必要となるなど患者への負担が大きかったのですが、最近では患者の負担を減らした新たな治療法が開発されています。

それが詰まった血管を焼くレーザー治療です。

下肢静脈瘤のレーザー治療は、血管内に直径1.8mmのレーザーファイバーの管を通し、患部に内側からレーザーを照射して静脈瘤のある血管を焼いて塞ぐのですが、塞がれた血管は組織の一部となります。

番組内で手術を受けていた女性の手術時間はわずか13分間で、手術後も全くなく痛みはなく静脈の膨らみもすっかりなくなり、すぐに歩いて帰宅して行きました。お風呂も翌日から入れるそうです。

日帰り手術で簡単に下肢静脈瘤が治せるなんて、悩んでいる人は是非とも受けたい手術ですよね!

下肢静脈瘤の予防法

下肢静脈瘤の予防法としては足の筋肉を強くするのも重要ですが、呼吸による血液循環を良くする呼吸ポンプを強くすることも重要なんです。
そこで、北青山Dクリニックの阿保義久医師が呼吸ポンプを強くして血液循環を良くする予防法を紹介してくれました。

ペットボトルで下肢静脈瘤予防!呼吸力UP法

息を吸うと肺に血液が集まり、それによって足の下の血液が上の方に引き上げられるため、ペットボトルで呼吸に負荷をかけることで足の血液を心臓に戻す力が鍛えられます。

  1. 薄くて柔らかいタイプのペットボトルを持ち、口にくわえ、空気を吸い込んで縮める。
  2. 縮めたら次は息を吹き込んで膨らます。
  3. これを3セットに分けて合計10回を目標に行えばOK!

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