岡山の発酵食テンペ・血管強化!抗酸化効果!便秘解消!テンペレシピ ゆうどき
2016/11/26には、サタデープラスでも丸山くんが岡山でテンペ作りに挑戦し健康効果が紹介されました。
2/19、NHKゆうどき 発酵学者の小泉武夫さんがご当地のお宝発酵食を発掘する発酵漫遊記で岡山県のテンペが紹介されました。
テンペは岡山ではスーパーにも並んでいて県民が愛してやまない発酵食で健康にも良くて色々な料理に合う優れた食材なんだそう。
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テンペとは
テンペとは大豆を使った発酵食品で東南アジアのインドネシアで400年以上前から食べられている伝統食です。
インドネシアではバナナの葉などに包んで売られており、揚げたりスープにしたりして食べられているんだそうです。
この南国生まれのテンペを岡山県岡山市で作っているのがJA岡山女性部の皆さんで13年前からテンペを作り始め、今でも毎日欠かさず食べているんだとか。
テンペの健康効果
テンペを毎日食べているというJA岡山女性部の皆さんは「お通じが良くなった」とか「血色が良くなった」などといい、肌年齢や血管年齢の若さを保っています。
そもそもテンペそのものがいちばん最初に注目されたのは今から25年ぐらい前のこと。
ジャワ島などでテンペをたくさん食べている方々に脳溢血やくも膜下出血が非常に少ないことが分かり、日本の研究機関が詳しく調べたところテンペには血管を強くする作用のあるものが沢山入っていることが分かったんだそうです。
またテンペには不飽和脂肪酸が圧倒的に多く含まれ、身体の酸化つまり老化を防いでくれるんです。
抗酸化作用のある食べ物の中でも、3番目ぐらいに入るということで体の老化と便秘解消にも効果的となれば女性は是非とも食べたい食材ですね!!
さらにテンペには血中コレステロールや中性脂肪を減らす効果、発酵食品として腸内環境を整え免疫力を高めてくれる効果、血栓予防効果があり脳梗塞や心筋梗塞の予防も期待できます。
テンペの作り方
JA岡山女性部で作られているテンペには地元の「たまほまれ」という大豆が使われています。
この大豆は甘みが強く、そのまま食べても美味しいそうで、その美味しい大豆を使って作るからこそ美味しいテンペが作れるんだそうです。
テンペ菌は市販されているので、自宅でテンペを手作りすることも可能です。
番組内では発酵室が使われたりしていましたが自宅ではそうはいかないので、下記の方法で作ります。
- 材料
- 大豆 250g
テンペ菌 1g
- 1リットルの水に食酢50ccを加えよく攪拌し、そこに大豆を入れ一晩つけておく。
(雑菌が生えるのを抑えるため酢を入れる。) - 翌日、水を替え、豆をよくもみ皮を丁寧に取り除く。
皮が残っていると培養中に雑菌が生えやすくなるのでよく確認する。豆は半分に割れてもOK。 - バットや普通の鍋などで30分~1時間、大豆が柔らかくなるまで煮る。
- 煮大豆を容器にあけて35度~40度に冷ます。
- テンペ菌をまぶしてよく混ぜる。
- つまようじや穴開けパンチ等で2~3センチ間隔で穴を開けたビニール袋に煮大豆を入れる。
- 水をはったバットの中に水に触れないように綱などで嵩上げし、ビニル袋を置き室温28~30℃のところに置き、20時間培養する。
- だんだんと菌糸が伸びてきて白く表面を覆えば完成!
テンペの味は?
出来たての生のテンペを味見した小泉さんは「ポクポクしますね~。栗だね、コレ。とっても美味しい!」と絶賛していました。
生のテンペは栗の味と香りがするんだそうですよ!
インドネシアで作られるテンペは加熱して食べるのですが岡山で作られているテンペはとても清潔でテンペだけを作っているので生で食べられるんだそうです。
テンペ – JA岡山
テンペを使ったレシピ
テンペはクセがないので、和・洋・中どんな料理に使っても合うんだそうです。
お肉の代わりに酢豚に使うのもオススメだそうで、色々な肉料理をテンペで作ればコレステロールが気になる人にもオススメとのことです。
ゆうどきでは、岡山県のテンペ料理名人古中さんにオススメのテンペ料理を教えてもらっていました。
紹介されたテンペ料理は以下の通り。
サタデープラスで紹介された一番簡単なテンペの食べ方は冷凍したテンペを細かく刻んで、ヨーグルトにのせ、ハチミツやジャムをトッピングして食べるというもの。クセがないので食べやすいです。
他にも酢豚を作る時に肉の代わりに使ったり、から揚げにしたり、刻んで加えてパウンドケーキにしたりもオススメです。
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