長野県木曽伝統の漬け物「すんき」で腸内環境改善!免疫力UP!私も実際に食べてみた!
12/15、主治医が見つかる診療所で健康寿命を延ばすプロジェクト第一弾として日本古来の凄い食材にスポットが当てられ、日本中の博士が注目する健康長寿に効果がある食材4つが紹介されました。
まず一つ目に紹介されたのは、長野県木曽地方の伝統漬け物である「すんき」です。
もくじ
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ヨーグルトを超える乳酸菌・日本古来の食品「すんき」
日本を代表する乳酸菌研究のスペシャリスト・岡田早苗博士が大注目するのは、免疫力をアップさせ、なおかつアレルギーを抑えるスーパー発酵食品である「すんき」。
”すんき”は長野県木曽伝統の漬け物でヨーグルトと同等の乳酸菌量を摂取することが出来る発酵食品です。(すんき1gとヨーグルト1gの乳酸菌量はほぼ同量)
すんきは秋から冬にかけて作られる赤カブの葉の酸味のある漬け物で塩を使わないで作る日本唯一の漬け物です。
すんきの作り方
前の年に作った、すんきは普通ないと思うので自宅で作るのはちょっと難しいですね。
- 材料
- 赤カブの葉
すんきのタネ(前の年に作った、すんき)
- カブの葉を包丁で細かく刻む。
- 55℃のお湯でさっと湯通しし、ボウルに取り出す。(10秒以内に上げる)
湯通しすることで塩を使わなくても雑菌の繁殖を防げるそうです。 - 漬物容器に2を入れ、上から すんきのタネを表面に加えて28℃くらいの暖かい部屋で一晩おく。
- 発酵したら物置などの涼しい場所に移動させれば1週間程度で食べごろになる。
すんきとヨーグルトの乳酸菌の違い
ヨーグルトやチーズなどのミルクを原料とする乳酸菌と植物質の発酵食品の乳酸菌の違いは、植物質の発酵食品の場合は高糖質ではなく野菜の繊維質が摂れるということ。
また、ヨーグルトやチーズなどの動物性乳酸菌は生きたまま腸に届きづらいのですが、漬物などの植物性乳酸菌は生きたまま腸に届きやすい特徴があります。
”すんき”に含まれているのももちろん植物性乳酸菌でしかも20種類以上の乳酸菌が含まれています。
この生きた乳酸菌が腸内環境を改善し、その結果、免疫力が高まるのです。
すんき独自の乳酸菌の健康効果
すんきには20種類以上の乳酸菌が含まれているのですが、その中には「すんき」にしか存在しない乳酸菌が4種あります。
その”すんき”独自の乳酸菌は免疫調節作用の力が強く感染症の予防や花粉症などのアレルギー症状を軽減する方向に作用してくれます。
世界ふしぎ発見で紹介されていたのですが、元信州大学教授の保井久子さんは、すんきの中で特にアレルギー症状に効果のある乳酸菌Sn26という菌を発見したそうで、長野県の中でも「すんき」を食べている木曽町の人たちはアレルギー症状を発症している割合が格段に少ないんだそうですよ!
地元での「すんき」の食べ方
- すんきに鰹節だけを振りかけて食べる。(基本的な食べ方)
- 味噌汁に入れる。(酸味の角がとれ、まろやかでコク深い味わいになる)
- うどんやそばに入れる。
- パンに練りこむ。
- ピザの具に使う。
塩分のない「すんき」は塩分を気にする生活をしている人でも安心して食べられ、腸内環境を整え、免疫力を高め、感染症予防やアレルギー症状も軽減できるスーパー食材ですね!
すんきを取り寄せて実際に食べてみた!
植物性の乳酸菌をたっぷり摂取出来て体にとてもいいということで、私も「すんき漬け」を30袋取り寄せ、10袋は実家にプレゼントしました。
で、これが我が家に届いた「すんき漬け」!たっぷりあるので、当分なくなりそうもありません。
皿に取り出して、食べてみると確かに酸味がありますが、私は酸っぱいのが好きな方なので、特に気にならず美味しくいただけました。爽やかな酸味という感じです。
食感はシャキシャキとしていて、塩を一切使っていないというだけあって、塩気は当然ないですが酸味があるので、ご飯にも合います。
原材料を見てみてもカブ菜のみになっています。漬ける時に使うのは前年の「すんき」と新たなカブ菜だけですからね!
で、効果ですが、私はこのお漬物を食べると確実に腸の状態が良くなって快便になります。食べた翌朝にはスッキリするので、とても嬉しいです♪
花粉症にも効くということですが、最近食べるのを忘れているうちに春になってきて北海道といえども何かの花粉が飛び始めたようで顔の皮膚に痒みが出始めました・・・。私の場合、鼻がグズグズしたりということは全くないのですが、眼と顔が痒くなるんですよね~。(北海道の場合は、スギは生えていない?と思うので白樺花粉かブタ草の花粉だと思うんですが)。
というわけで、この記事を書きながら、今、すんき漬けを食べています。すんき漬けで腸内環境を整え、免疫力アップを図ってこの時期を快適に乗り切れるかチャレンジしてみます!痒みが治まるようなら、また記事に追記しますね☆
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