所さんの目がテン3/8戦国武将の健康法・浜納豆は所さんも茶漬けで食べてお気に入りに!
3/8、所さんの目がテンは戦国武将の健康法を科学の力で解き明かしました。
天下人 徳川家康は推定で身長160cm弱、胴回り120cmという肥満体型なのに75歳まで生きぬいた長寿な武将でした。
今から400年も前、医学も医療もままならない時代でここまで長生きするのはとてつもないことです。
専門家によると戦国時代は乳幼児死亡率が高いので現代のような平均寿命の出し方をすると、平均寿命はおそらく30代後半だったと言います。
にも関わらず伊達政宗は70歳、真田信之は93歳、毛利元就は75歳と長寿の武将が数多くいるのはなぜなんでしょうか。
今回は最近ひそかに注目されている戦国武将の健康法について面白い情報が色々紹介されましたよ!
もくじ
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小太りでも長生き!徳川家康の鷹狩り健康法
今年没後400年を迎えた徳川家康。
戦乱に終止符を打ち260年以上続く徳川幕府を開きました。
家康は将軍の座を譲り隠居した後も陰で幕府を操り晩年まで頭脳明晰75歳の生涯を全うしたのです。
専門家の小和田教授によると家康は、一説には体調を崩さないよう旬の食べ物以外は口にしないほど厳しい健康管理をしていたんだそうです。
しかし健康管理学の植田教授に言わせると「家康は身長160cm弱、胴回り120cmあったと言われています。現代でいえば明らかにメタボ体型であったと推測できます。」とのこと。
確かに当時の肖像画に描かれた家康はポッチャリしていますよね。
では、家康はメタボなのになぜ長生きできたのでしょうか。
歴史学者の小和田教授による家康は静岡の駿府城に隠居してからは特に鷹狩りに熱中し70歳のころには年間で約50回も鷹狩りに行ったそうです。
鷹狩りについて家康は「鷹狩りは遊びのためでなく寒くても暑くても関係なく走り回ることで病気になることを防げる」と書き残しています。
鷹狩りはなぜ健康にいいのか
では、肥満体形でも長生きできるほど鷹狩りは健康にいいのでしょうか?
筋肉のスペシャリストである須藤教授によると鷹狩りの健康ポイントがいくつかあるそうです。
まず1つ目、山の中を「バランスをとりながら歩く」。これは足腰の筋肉を使い、体幹のトレーニングにもなります。
2つ目は「足を高く上げて歩く」。これも木の枝などに藪に足を取られないよう足を上げることで足腰が鍛えられます。
そして最後3つ目が「狩りの緊張感」です。
アドレナリンが出て交感神経優位の状態になると脳の筋肉を動かす神経系統が活性化するので脳の老化防止にもつながるということです。
鷹狩りが体にいいことは分かりましたが、私たちが日常生活の中で行うのは難しすぎますよね~。
というわけで、続いては日本一の剣豪に学ぶ脳の活性法です。
脳の活性化に宮本武蔵の○○飯
13歳で初の決闘に勝利し、以来60回以上決闘で負けなしという剣豪 宮本武蔵。
62歳で霊巌洞という洞窟にこもり剣の極意を記した『五輪書』を執筆し、64歳の時、亡くなる1週間前には自身の生き方を独行道二十一箇条に書き残すなど晩年まで頭もしっかり冴えていました。
そこにはどんな秘密があったのでしょう。
宮本武蔵が食べていた干飯
健康管理学の植田教授によると宮本武蔵は健康のために食に気を配っていて干飯(ほしいい)というものを食べていたと言います。
武蔵が食べていた干飯とは玄米を炊いて1週間天日干ししたもので、とても固い食べ物です。
脳科学に詳しい神保教授によると、咀嚼回数が増えると脳の血流量が増加し脳が活性化することが知られていると言います。
番組では白米の硬さに近いガムと干飯で脳の血流量の違いを比べていました。
すると、どちらも脳は活性化していましたが硬い干飯のほうが血流量が増加している場所が多く見られました。
特に血流量が多くなっていた部分は側頭部で、側頭部は感情に関係する場所で自分の気持ちをコントロールしやすくなり冷静になることが出来、その結果集中力が上がるそうです。
宮本武蔵が生涯無敗だったのも晩年まで脳がしっかりしていたのも干飯のおかげかもしれません。
脳の活性化を手軽に行う方法
脳の活性化を手軽に行う方法としては、普段の食材を少し大きめに切るというもの。
大きめに切ることで自然と噛む回数が増えるため、脳の活性化につながるというわけです。
ストレス生活でも長生き!伊達政宗の老化防止○○
仙台の武将と言えば、伊達政宗ですよね!
東北を統一した伊達政宗、彼もまた70歳まで生きた長寿な武将の一人です。
しかし幼い頃の右目の失明など波乱に満ちた生涯でした。
18歳の時、敵を倒すため捕らわれた父もろとも撃ち殺さねばならなかったり、24歳の時には実の母に毒を盛られ暗殺されかけたり、何とか一命を取り留めたと思ったら数か月後には豊臣秀吉の怒りを買いますが、これもギリギリで切腹を免れたりと、その生涯はまさにストレスまみれ・・・。
そんな中、70歳まで生き抜いた秘密はこんなストレス解消法にあったんです。
ストレスにまみれても長生きした伊達政宗の老化防止飯
伊達政宗のストレス解消法は美味しいものを食べるというもので、今で言うとグルメ大名といった感じ。
実は政宗は、たくさんの食材を考案していたんです。
一説では仙台名物の「ずんだ」や凍り豆腐も伊達政宗が考案したといわれていて、その中でも健康にいいとされているのが仙台味噌です。
仙台味噌の特徴を醸造に詳しい前橋准教授に聞くと、仙台味噌には老化を抑える抗酸化物質が沢山含まれているんだそう。
人間はストレスを受けると免疫力を落とす活性酸素が発生しますが、抗酸化物質はその活性酸素を除去する機能を持っていて、その結果老化防止にもつながると言われています。
番組では味噌の原料になる大豆と白味噌、仙台味噌で抗酸化力の違いを検証しました。
すると一番抗酸化力が劣るのが白味噌でそれに続いて大豆、仙台味噌という結果になりました。
なんと仙台味噌の抗酸化力は白味噌のおよそ10倍以上もあったんです。
仙台味噌の抗酸化力が強いわけ
仙台味噌の抗酸化力が強い理由の一つ目は、洗った大豆を水に漬け たっぷり水を含ませた後、釜で強く蒸しているという点。
多くの味噌は大豆を煮て作りますが、その結果、抗酸化物質のイソフラボンは水溶性なので溶けだしてしまいます。
しかし、仙台味噌は蒸して作るのでイソフラボンを大豆に残すことが出来るんです。
蒸しあがった大豆は混合機に送られ塩・水・麹と混ぜ合わせ、長いものだと1年以上も発酵熟成させます。
これが仙台味噌の抗酸化力が強い2つ目のポイントで熟成をすると大豆のアミノ酸と麹の糖が反応しメラノイジンという赤い抗酸化物質が作られます。
熟成期間が長ければ長いほど抗酸化物質であるメラノイジンの量は多くなるんです。
1週間熟成の白味噌や3か月熟成の信州味噌に代表される淡色味噌と比べると仙台味噌が赤いのは明らかで、つまり抗酸化物質が多いということです。
そしてさらに味噌の香りの素もHEMFという抗酸化作用を持つ物質によるもので、実はこれも抗酸化作用を持っているんです。
ストレスにも負けず長生きした政宗の秘密は実はこの仙台味噌にあったのかもしれません。
私も仙台味噌を早速購入!
仙台味噌には抗酸化作用がある!ということで、アンチエイジングに良さそうだと思い早速 仙台味噌のセットを注文しちゃいました^^
このお店の仙台味噌はかなり評判がいいようなので、今から届くのが楽しみです!!
一緒に仙台味噌と蟹の身で作った「かにみそ」なるものも注文してみました^^

豊臣秀吉と徳川家康が愛した浜納豆
さらに番組ではもう一つの老化防止飯が紹介されました。
それは、豊臣秀吉と徳川家康が愛したという浜納豆。
試食した所さんは「うんおいしい。しょっぱいね。これ好きだな俺。」と言っていました。
浜納豆は納豆と呼ばれているんですが全然ネバネバしていません。それもそのはず、浜納豆は納豆菌ではなくて麹で発酵させたものなんです。
麹で発酵させることにより、大豆のイソフラボンの抗酸化力がより高まっている食品なんです。
静岡の浜松で昔から愛されている浜納豆なんですが、お茶漬けで食べるのがお薦めなんだそうですよ!
ここで所さんもお茶漬けにして浜納豆を食べ、「あっこれ好き。あっ。うまいわ。これちょうだい。今までないわこれ。」と言って持って帰っていました。
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