スマホ老眼を眼トレで解消!眼トレのやり方・最近は若い人もスマホの影響で老眼に悩んでいる?!シューイチ
4/5、シューイチで中高年から若者まで老眼「目を鍛える」眼トレが紹介されました。中高年に非常に多い老眼なんですが、実は最近は若い人たちにも同じ症状が増えているそうです。
今回はその老眼対策について東京・広尾にあるRサイエンスクリニックの日比野佐和子先生を中山秀征さんが訪ねて、最新の老眼対策について教えてもらいました。
日比野先生は大阪大学医学部大学院の准教授でRサイエンスクリニックの院長。
今話題の9割の老眼は自分で治せるの著者でもあり、トップアスリートから一般の人までエイジングケアを担当する専門医です。
もくじ
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老眼になってしまう仕組み
近年、スマートフォンの急激な普及で目を酷使した結果、老眼の症状は若者にまで。
そもそも、老眼になってしまう仕組みとは。
水晶体という目のレンズの役割をしている部分。
水晶体はその周りの毛様体筋という筋肉が収縮することで、遠くや近くにピントを調節しています。
この筋肉が衰えてしまうことによって、近くのものにピントが合わなくなってしまうという状態が、老眼なんです。
中山秀征さんの視力チェック
中山秀征さんもここ2年ほどで老眼になり、日常生活で近くのものが見えにくくなっているといいます。
そこでそんな中山さんの視力をチェック。
視力検査表を目から30センチの距離で持ち、近い距離での視力を測りました。
0.6のラインが見えなければ老眼に該当するのですが中山さんは全く見えず間違いなく老眼という診断が出ました。
老眼は目だけでなく体全体の老化が原因
老眼というのは、目の一部の筋肉が老化することで起こるわけですが、体全体の老化が色々な部分に出てきますよね。
なので、目の老化というのはどうしても目だけで見る人が多いと思うんですが老眼もやはり、そういった体の全体の老化が伴って出てきていると日比野先生は言います。
そこで、中山さんの血液を事前に採取しテロメア検査という血液検査で遺伝子の老化度や体全体の疾患への免疫強度など体全体の老化度を遺伝子レベルで検査してみました。
すると実年齢47歳の中山さんのテロメア年齢は64歳という結果に。
これまでの生活や色々な生活習慣のつけが出たことで実年齢より遺伝子レベルでは体は老化してしまっていました。
中山さんの場合、タバコやお酒も老化を進める、結構大きな要因になってしまっているそうです。
日比野先生考案・眼トレのやり方
日比野先生によれば、老眼防止には生活習慣を整えて、体全体の老化を防ぐことと衰えた目の筋肉を鍛えることが大切だといいます。
そこで、日比野先生が考案した目の筋肉を鍛えるトレーニング、眼トレを中山さんが体験することに。
朝昼晩の3回行うのがオススメですが、できない人の場合は朝と夜で5回ずつでも効果を期待できるそうで3か月もすると効果を実感できるそうですよ。
眼トレその1 8点ぐるぐるトレーニング
まずは8点ぐるぐるトレーニングから。
部屋のどこかに焦点を決めて、その場所に焦点を合わせていきます。
目を動かせるギリギリのところに焦点を合わせるのがポイントで部屋の角などに焦点合わせるようにします。
こういった眼球運動することによって、血液の循環もよくなるのと普段 焦点を合わせる場所以外の所に焦点を合わせるということが目の筋肉の血液の循環を良くするためのトレーニングになるわけです。
- 眼球を上下左右8か所へ動かしていき、ぐるっと1周したら1セット。
- 1日3セットから5セットが目安です。
眼トレその2 グーパーまばたきトレーニング
続いての眼トレは、グーパーまばたきトレーニング。
目をぎゅっと力を入れて閉じる、それでぱっと開く時に目の周りにある筋肉を意識して使うことによって、目の周りの血液の循環をよくするという体操です。
- 目をぎゅっと閉じて2秒キープしたら、ぱっと見開き2秒キープ。
- これを1セットとして1日3セットから5セットが目安です。
眼トレその2 3点寄り目トレーニング
このトレーニングは先生の著書 9割の老眼は自分で治せるに掲載されている近見輻輳票(きんけんふくそうひょう)を使って行います。
老眼がある程度よくなってくると、結構短い時間でピントが合うようになってきます。
これは水晶体という目の中のレンズを調節する毛様体筋という筋肉のトレーニングとストレッチに効果があります。
私は本を購入していないので番組で映った近見輻輳票から長さの比率を計算して自分用に作ってみました。
正しいか分かりませんが、私の作ったものでも宜しければ印刷して使ってみてください。
- 3つの点が書かれた紙を鼻の頭の部分をつけて垂直に目のラインの所に合わせ、3つ並んだ点の遠い点から順番に3か所に焦点を合わせていきます。
- 1か所それぞれ1秒間を目安で、3回繰り返します。
- これを1日3セット~5セット行います。
眼トレその4 遠近トレーニング
4つの目の眼トレは遠近トレーニングで、これも目の筋肉を鍛えることが出来るトレーニングです。
部屋の中にいて窓の外が見える場合は親指を見て外の緑を見るなどを繰り返すのが一番いいですが、窓の外が見えない場合は部屋の一番奥の端を見るというのでも効果があります。
とにかくどこか焦点のちゃんとある場所を目指して見ると一番いいです。
- 腕を伸ばして親指を立て、親指の頭の部分に焦点を合わせて1秒凝視します。
- 次に遠くの対象物に視線を向けて1秒凝視します。
- これを親指・遠くと交互に30回繰り返します。
眼トレその5 モデルスマイル体操トレーニング
最後の眼トレは、モデルスマイル体操トレーニング。
モデルさんの笑顔をイメージして口角を上げる運動で、口角を上げる筋肉と目の周りの筋肉はつながっているので、口角を動かすことによって目のほうの血液の循環にも関係してくるそうです。
- 口角を持ち上げて笑います。
- 口角が持ち上がりきったら元に戻します。
- これを3回ほど繰り返し、朝昼晩1日3セットほど行います。
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