カイコ冬虫夏草にアルツハイマー型認知症の改善効果が期待される!?家族の負担が軽減!夢の扉

7/5、夢の扉で“認知症を治したい!”~脳機能改善への新アプローチということで岩手大学特任教授で農学博士の鈴木幸一さんのカイコ冬虫夏草で認知症を治す研究が取り上げられました。2016/7/2には知られざる脳の真実!世界を変える奇跡の力で脳炎による記憶障害の男性もカイコ冬虫夏草の治療にチャレンジしました。
アルツハイマー型認知症
鈴木教授はカイコ研究一筋46年でマウスの老化した脳をカイコ冬虫夏草で修復出来る可能性があることを突き止め、それが人にも応用できるかを岩手医科大学附属病院の神経内科の寺山教授に協力してもらい臨床実験をすることに。ちなみに寺山教授は認知症に関連する論文を数多く発表する医学博士です。

寺山教授によるとカイコ冬虫夏草が認知症に直接関連している薬だとは考えてもみなかったと話していました。
もしカイコ冬虫夏草が認知症を治せるということが分かれば、これはかなり画期的で嬉しい大発見ですよね!

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カイコ冬虫夏草の臨床実験

夢の扉では熊谷さん(92)と中村さん(82・仮名)の二人の認知症患者の方の臨床実験を追いました。

1人目は4年前にアルツハイマー型認知症と診断された熊谷さん。
熊谷さんは病院で処方されたアルツハイマー病の薬と合わせてカイコ冬虫夏草の粉末を1日2回飲み始めました。

熊谷さんの主な症状は計算力の低下や新しいことが覚えられないなど。
病院に行くたびに行うのは薬の仕分けで日付の書かれた薬を同じ日付が書かれた袋に仕分けしていく単純な作業ですが、熊谷さんは誤って入れてしまいます。

しかしカイコ冬虫夏草を飲み始めて約3か月後、熊谷さんは一旦、薬と袋を日付順にそれぞれ並べ間違えずに仕分ける工夫をし始めました。
新しいことが覚えられない熊谷さんが新しい方法を思いつくというのは素晴らしいですよね!
娘さんも喜びの驚きの表情でいっぱいでした。

また熊谷さんは歯医者に通院しており、受付でお会計をする時、510円を支払うのに1万円札を出し、「細かいのはありませんか?」と言われると財布の小銭を全てカウンターに出してしまっていましたが、
それもカイコ冬虫夏草を飲み始めて3か月後、310円のお会計に対して500円玉を取り出し、「10円ありませんか?」と言われると10円玉を出すという素晴らしい進歩!

しかも表情も生き生きとしていて、笑顔も見られました。
また、病院も1人で行けるようになったそうですよ!

2人目の患者さんはこちらも4年前にアルツハイマー型認知症と診断された中村さん。
番組スタッフに今日の日付を聞かれても「日記も付けなくなったから、忘れてしまったな。」と言い、その後日付はまったく口から発せられませんでした。

しかしカイコ冬虫夏草を飲み始めて2か月後、奥さんの留守中に電話があったことすら伝えられなかった中村さんが相手の番号と要件を紙にメモするようになりました。

奥さんは「間違えてやることもたくさんあるんですけど、その中で一つぐらい間違わないでやることがあるとかね。」と少しですが症状の改善が見られるようで嬉しそうでした。

今回、実験に用いたカイコ冬虫夏草は下記の商品です。
番組内でも製造元の東白農産企業組合に鈴木教授が訪れていました。

カイコ冬虫夏草でアセチルコリンを増やせるのか?

農学博士の鈴木教授に協力し、カイコ冬虫夏草の臨床実験を行っている寺山教授は、臨床実験した患者さん家族から、「カイコ冬虫夏草を使うことで、こんなことも出来るようになって自分たちの手から少し離れたとか」、「家族が安心して毎日を送れる」などといった家全体の雰囲気に改善が見られた話を聞き、こういった効果は今までにない経験だと話していました。

寺山教授は2年前にも初期段階の臨床試験を行っていました。
参加したのはアルツハイマー型認知症患者9人で全員 認知症治療薬を服用中で、そのうち4人にカイコ冬虫夏草を飲んでもらい、髄液を採取してアセチルコリンの量を比較。

アセチルコリンとは脳内で作られる神経伝達物質で認知症の人はアセチルコリンが減っていることが分かっています。
寺山教授が前回行った臨床実験ではカイコ冬虫夏草を服用した4人の半年後のアセチルコリンの量は飲んでいない患者に比べ増えていました。
しかし、今回 鈴木教授が依頼して臨床実験に参加した熊谷さんと中村さんは逆に3か月後、アセチルコリンの量が減少。

アセチルコリンの量は減少しているが、家族の患者への印象は良くなっているということしか言えないと寺山教授も話していました。

ここでアセチルコリンが増えていれば、嬉しい結果となったはずでしたが、減少してしまったのは残念ですね・・・。

カイコ冬虫夏草を投与したマウスの実験

熊谷さんと中村さんのアセチルコリンの量は低下してしまいましたが、鈴木教授は諦めずマウスの脳を修復した物質に着目し続け、カイコ冬虫夏草に含まれる1万種類以上の物質からそれを見出そうとしています。

鈴木教授は、20匹の脳が老化したマウスにカイコ冬虫夏草を投与し、1週間水槽で泳がせ、一か所に安全地帯を設置する実験を行いました。
1週間後、安全地帯を取り外し、投与したマウスと投与していないマウスで実験したところ、投与したマウスは安全地帯があったはずの場所のあたりをウロウロと泳ぎ続け、投与していないマウスはどこというわけでもなくただただ泳ぎ続けていました。

この実験からもカイコ冬虫夏草が認知症(脳の修復)に何かしら効果をもたらしていると考えられますね。

また、脳内にあり記憶をつかさどる海馬に無数の傷をもったマウスに5週間投与した結果、その傷が消えたという研究結果も出ていて、これはカイコ冬虫夏草に含まれる2万種の物質の中から見つかった海馬を修復するX物質が脳内に栄養を届ける物質に作用して傷を修復し、神経細胞の働きを回復させたとみています。

傷ついた脳を修復し記憶障害を改善する可能性

2016/7/2放送の知られざる脳の真実!世界を変える奇跡の力では記憶障害の男性がカイコ冬虫夏草により、傷ついた脳の修復が出来る可能性があるとして、臨床実験に参加していました。

この男性は風邪をこじらせ高熱が続き、その結果、脳炎と診断され、それ以来、多くの記憶が失われ新たな記憶の維持も困難になってしまいました。

発症直後のMRIで男性の脳には海馬と呼ばれる部分に炎症が見られましたが、海馬は目や耳から入ってくる情報を整理し、大切な情報は脳の別な部分に送られて記憶として保存、そして必要に応じその記憶を引き出すという働きをしている とても重要な部位です。発症から4か月後には脳炎の炎症は広がり、男性の海馬は委縮してしまったため意識障害を引き起こす結果になってしまいました。

記憶をなくしていく男性本人が辛いのはもちろんのこと、それを支える奥様もどんなにかお辛いことでしょう。

このご夫婦は岩手医科大学附属病院の寺山教授の元を訪れ、男性のような記憶障害にもカイコ冬虫夏草のX物質が作用してくれるか尋ねました。

その結果、寺山教授は男性のMRI画像を見て、「(記憶力は)まだ十分良くなってくる可能性はある。だから今後出来ることは何でも試してみるのがいいかもしれない。」と話し、男性はその日から1日4粒のカイコ冬虫夏草のカプセルを摂取することになりました。

効果についてはまだ未知数ですが、ご夫婦はいつかこの苦難の日々を懐かしく思い出せる日が来たらというのが今の願いだそうです。

第三者の見解

これまでの臨床結果を第三者はどうみるのか、順天堂大学医学部の井関栄三教授に話を伺ってみました。

井関教授は、「ヒト臨床を100例以上していかないと本当の意味では信用してもらえないと思います。動物ではいい結果が出たけれど人では効果がないという薬がほとんどなので。今後の研究次第だと思います。」と話していました。

ただ、現在、認知症患者を抱えている人にとっては一筋の光が見えるようなお話ですよね。
しかもカイコ冬虫夏草は手に入れようと思えば販売されているので手に入れられるし、試していい結果を得られたという人がいて少しでも可能性があるのなら試してみたいと思ってしまいますね。

私も身内に糖尿病患者がいて、効いたという話を聞くとダメ元でもすぐに試させてあげたいと思いますもの。
実際効果がなかったものも数多くあり、いまだに実感できるものには出会えていませんが・・・。

でも可能性があるのなら試したい!
だって、医薬品が実用化されるまでにはたいていものすごく時間がかかるし患者やその家族はそんなに待っていられないんですから。
鈴木教授には是非とも諦めずに研究を続けて欲しいと思います。

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2 Responses to “カイコ冬虫夏草にアルツハイマー型認知症の改善効果が期待される!?家族の負担が軽減!夢の扉”

  1. 山本 直樹 より:

     義理の娘の母親が認知症と診断されています。現在世界中で認知症治療薬は無いといわれ、進行を抑えるだけのクスリがあるだけです。しかもその効果は人によって様々なことも知っています。
     クスリの認可は時間がかかるから、鈴木先生はサプリメント
    での販売を考えているのではないでしょうか。
     国は認知症を最重要克服課題に指定しています。認知症患者やその家族は藁をもすがる気持ちです。私はこのサプリメントを試してみるつもりです。非常に参考になりました。ありがとうございました。

    • medianow より:

      山本 さん
      そうですか・・・、義理の娘さんのお母さまが認知症なのですね。
      ご心痛お察しいたします。
      最近の情報でも予防法や山本さんがおっしゃるように進行を抑える系のものは多いものの、
      認知症を治す、もしくは快方に向かわせるといった情報はなかなかありませんよね。
      運動で症状が改善したというものは稀にありますが、運動は高齢者誰もが出来るわけでもありませんしね。
      うちの母が今の健康状態で認知症になったとしても、足腰がすでに悪いので運動はさせられませんし、したがりません。
      なので、鈴木先生が研究してくれているような認知症を快方に向かわせてくれる治療薬(サプリメントになるでしょうか)は、とても有難いですよね。
      私だっていつどうなるか分かりません。
      これから日本は本当に高齢化社会が進むので、国は認知症に対して真剣に取り組んでいって欲しいですね。
      そして鈴木先生のような研究者を積極的に支援してほしいです。

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